望月の息抜き

在宅勤務の息抜きです。主にプログラミングについて書いていきたいと思います。

【Python】【14】Pandasを利用して表を表示してみよう

【記事の目標】

Pandasを利用して表を表示しよう。

CSVファイルを読み込んで、票を表示しよう。

 

【作業手順】

1.Pandasをインストール

2.Pandasをインポート

3.データを作成して表示してみよう

4.CSVファイルを読み込んで、データを表示してみよう

 

1.Pandasをインストール

まずは、自分の開発環境にPandasをインストールしましょう。

ターミナルにて以下コマンドを実行しましょう。

 linuxの場合:pip install pandas
 windowsの場合:python -m pip install pandas

windowsの場合は「py -m」を先頭に付ける必要があるので注意です。

コマンド実行後にSuccessfully...と表示されれば完了です。

 

私の場合はなぜかインストールが上手く行かなかったので、PyCharmの機能でインストールしました。

 import pandas as pd

と入力して、 pandas の部分に赤い波線が表示されるので、マウスカーソルを合わせるとpandasのインストールと出てくるので、その部分をクリックします。

これでバックグラウンドでインストールが開始されます。

 

2.Pandasをインポート

以下のようにインポートしましょう。

 import pandas as pd

これで、Pandasが利用できるようになりました。

 

3.データを作成して表示してみよう

以下のような簡単な表を作成してみましょう。

f:id:fysker:20220122215655p:plain

まず、このデータを作成してみましょう。

 df = pd.DataFrame({
'A': pd.Series([1, 2], index=['a', 'b']),
'B': pd.Series([3, 4], index=['a', 'b'])
})

df という変数に、表のデータを設定しました。

この表を出力してみましょう。

 print(df.head())

今回はデータを取得するための df.head() を利用します。

df.head() は先頭の5行を取得します。

では、実行してみましょう。

f:id:fysker:20220122223608p:plain

目標の表が表示されましたね。

 

4.CSVファイルを読み込んで、データを表示してみよう

先ほど記載していたコードは一度削除かコメントアウトしましょう。

まずはCSVファイルを作成しましょう。

下記の形で、blog_test_1.csv を作成しましょう。

f:id:fysker:20220122224257p:plain

私の場合はこちらに配置しました。

f:id:fysker:20220122225030p:plain

それでは、このファイルを読み込みます。

 df = pd.read_csv('./csv/blog_test_1.csv', sep=',')

df という変数に、CSVファイルのデータを設定しました。

この表を出力してみましょう。

 print(df.head())

では、実行してみましょう。

f:id:fysker:20220122225322p:plain

「3.」で設定したデータは左の値が自分で設定した "a" "b" という値でしたが、CSVファイルを読み込んだ場合は、 "0" "1" とindexで表示されていますね。

基本的には、「3.」の "a" "b" という値ではなく「4.」の "0" "1" の方を利用しますので、覚えておきましょう。

 

 

今回は、Pandasを利用してみました。

Excelのようにデータを管理して、表示、解析までできるライブラリのようです。

今回はデータの表示まで行いましたが、次回はもう少し深くPandasを利用していこうと思います。