望月の息抜き

在宅勤務の息抜きです。主にプログラミングについて書いていきたいと思います。

【Python】【4】Kivyを使ってみよう

【記事の目標】

PythonでKivyを利用してアプリケーションウインドウを表示する。

 

【作業手順】

1.Kivyをインストール

2.ウインドウを出してみよう

3.Kivyファイルを作成

4.もう一度ウインドウを出してみよう

 

1.Kivyをインストール

まずは、自分の開発環境にKivyをインストールしましょう。

ターミナルにて以下コマンドを実行しましょう。

 linuxの場合:pip install kivy
 windowsの場合:python -m pip install kivy

windowsの場合は「py -m」を先頭に付ける必要があるので注意です。

コマンド実行後にSuccessfully...と表示されれば完了です。

 

2.ウインドウを出してみよう

まずはmain.pyにkivyをimportします。

 from kivy.app import App

MainAppクラスを定義します。

内部に記載しているものは決まり文句のようなものになります。

 class MainApp(App):
def __init__(self, **kwargs):
super(MainApp, self).__init__(**kwargs)

最期に、MainAppをrunします。

 if __name__ == '__main__':
MainApp().run()

これで実行してみましょう。

f:id:fysker:20211227011118p:plain

何もないウインドウが表示されたら成功です。

 

3.Kivyファイルを作成

では、Kivyファイルを作成してみましょう。

main.pyと同じ場所にmain.kvを作成します。

main.kvに定義していきましょう。

 Label:
text: "Hello World"

ここではラベルというコンポーネントに「Hollo World」を設定します。

 

4.もう一度ウインドウを出してみよう

Kivyファイルも作成したので、もう一度main.pyを起動してみましょう。

f:id:fysker:20211227012303p:plain

先ほど何も表示されていなかった画面に「Hello World」が表示されました。

 

「3.」で作成したKivyファイルは画面の内容を定義するファイルになります。

今回はラベルで定義しましたが、ボタンや画像など様々なものが定義できますので、いろいろ試してみてはいかがでしょうか。

 

 

今回は、Kivyを使ったアプリケーション作成の入り口部分を実施してみました。

殆ど時間もかからずにウインドウを出せたり、画面の定義ができますので、簡単な自作ゲームなんかも作れるかもしれませんね。

ゲーム作りも楽しそうなので、もう少しpythonに慣れてきたら作成してみたいなと思っています。

 

簡単に画面を作れますので、皆さんもぜひ試してみてください。